「エラの岩」の上にいる時の、澄んだ感覚を。

⽇⽥は⽔の街。川が中⼼にあり、⽇⽥の⼈たちは⼦供のころから川遊びをして育ちます。いくつもの川遊びのスポットがある中で、僕らがよく⾏っていたのが“エラ”という場所。

そこは川の奥まったところにあり、いくつかの岩に囲まれた泳ぎ場で、⼤きな岩から⾶び込んだりして遊びます。中学⽣くらいからの登⻯⾨のような役割だったり、⾃分たちの聖地みたいな場所でした。

そこの⼤きな岩に⾏くには、⼿前の岩から⾶び込み、流れを突っ切り、岩にしがみついて登っていく。その場所でひと通り遊びまた陸に帰ってくるときは、⼤きな岩から⾶び降り、流れを突っきり、吸い込まれそうな岩の下に吸い込まれずにしがみついて帰ってくるという道のりになる。

そんな僕らの遊び場「エラの岩」の上にいる時の、澄んだ感覚をいつも持っていたいという想いから、事業名を「エラノイワ」としました。

代表
瀬戸口 剛
GO SETOGUCHI

職業 瀬戸口剛

プロフィール

内面や背景が表に現れる

1976年、大分県日田市に生まれ、川遊びで育つ。高校まではバスケットボールに明け暮れ、高校を卒業後、神戸の大学で4年過ごした後、1999年から東京で映像の表現活動を始める。映像活動と並行してものづくりの職人としてのキャリアを積む。国内外での制作活動を経て、2015年に日田市に活動拠点を移す。

飲食店「bajio」1棟貸切の宿「水処稀荘」の運営、店舗や住居の設計施工、プロダクトデザイン施工、家具制作デザイン施工、塗装職人、映像制作、映画に出る人、など。他業種であるが一貫しているのは、現場の立場からの目線を持ち、企画やデザイン段階からプロジェクトに参加して、最後の仕上げをするというものづくりのスタイル。最初から最後までを一貫して見届ける存在。

塗装職人と映画に出る人に共通したもの。最後の仕上げをする、作品に念を込める仕事。

どう考え、どこでどう生きているか、どんな人達と時間を過ごしてきたのか。目に見えないその人の内面や背景が表に現れる。これまでの経験や体験の全てが仕事に繋がっている。

実験場(uzumaki)

遊び場、仕事場、そして創作の場。

ここで話し、考え、試しに創り、失敗し、発見があり、また話し、考え、創り、失敗し、発見があり、また話し、この渦巻の中から新しい技術やアイデアが産まれてくる場所。エラノイワのオリジナルプロダクトはここで創られています。この失敗できる場所、試せる場所があることがエラノイワの最大の強みであり、最重要拠点です。

WORKS

奇をてらわず、オリジナリティのあるものを。

この場所だからできること、その⼈だからできること、その時だからできること。素材、職⼈、新しいもの、昔からあるもの、これからのこと、⾃然の⼒。様々な要素のバランスを⾒つつ、施主様の想いとその⼟地や暮らしの中にある個性を重ね合わせる。エラノイワでは、奇をてらわず、オリジナリティのあるデザイン施⼯を⼼掛けています。

PROJECT

エラノイワが深く関わる活動拠点。
ここから様々なプロジェクトが⽣まれます。

2015年から大分県日田市に活動拠点を置いて、ものづくり、場づくりを行なっている。人が会って話をする場所。コーヒーやお酒を飲みながらくつろげる場所。遠方から来て滞在する場所。つくったものが見れる場所。一緒に活動する仲間の場所。ここを拠点に交流が生まれます。

bajio

カフェ&バル バヒーオ

コーヒーやお酒を飲みながら話をするカフェ&バル。地元の⼈と国内外から訪れた⼈たちが交流する拠点。店内のウェルカムボードには訪れて交流した人たちのそれぞれの母国語で、「ようこそbajioへ」「美味しいコーヒーあるよ」など様々なコメントが書かれていて、オープンから7年の間に40言語を超えました。エラノイワとして最初のデザイン施工物件であり、始まりの場所。店内全てがショールームとなっていて、プロダクト商品であるランプシェードや家具などを展⽰・使⽤しているので、こちらで購⼊することもできます。エラノイワの事務所でもあり、リノベーション、家具製作のご相談やお客様との打ち合わせもここで行っています。


住所

大分県日田市豆田町14-7

電話番号

090-4734-1873(エラノイワ)

営業時間

貸切営業のみ(事前予約)

 

※2023年よりcafe&bar bajioは水処稀荘との音漏れの影響により通常営業は行なっておりません。エラノイワの事務所兼ショールームと水処稀荘のインフォメーションカウンターとしてチェックインなどで活用しています

水処稀荘

すいこまれそう

1⽇1組限定、1棟貸切の宿「⽔処稀荘」

国内外のお客様がゆっくり滞在できる1日1組1棟貸切のお宿。家族やグループでゆっくり滞在できるのが特徴で、ここを拠点に九州を満喫される海外のお客様も多い。また⽔処稀荘全体がエラノイワがデザイン施⼯した物件なので、⽣きたショールームとして実際に使⽤しているものに触れたり、実物を⾒ながらご案内することができます。1日を通してゆっくりな時を味わい、翌朝感じる感想が水処稀荘の魅力です。時間と共に染み込んでくる魅力を感じていただくために、水処稀荘では連泊や中長期滞在がオススメです。


住所

大分県日田市豆田町14-7

電話番号

090-5368-7007

⽇⽥シネマテーク・リベルテ

HITA-LIBERTE

日田に唯一残るミニシアター。中学からの親友である原茂樹が支配人を務める文化施設。ここにライブや個展やトークイベントに来るアーティストとの交流が、エラノイワの制作に於ける新たな刺激となっています。


住所

大分県日田市三本松2丁目6-25
日田アストロボール2F

電話番号
営業時間

9:00〜22:00
※閉館時間は作品により変更する場合がございます

PRODUCT

日田の素材と職⼈の⼿仕事でつくられたオリジナルプロダクト

⾃然の素材を使用し、職人の手仕事で造ります。時間の積み重なりによって表情が変化したもの、土地の自然環境や生活に影響を受けているも、またはこれから経年変化が楽しめるものを素材としています。それらを各専門の職人が工夫しながら創造していく。人間の力では完全にコントロールできない偶然性を含んだものが、エラノイワのプロダクトの特徴です。

⼩⿅⽥焼のランプシェード、唐臼スタンドライト、小鹿田土壁、小鹿田土テーブル、肩肘椅子、パレット古材、時間をかけて⾵合いを出した⽇⽥杉看板などのオリジナルプロダクト。どうぞお気軽にお問い合わせください。

小鹿田焼 ランプシェード
素焼き“トビガンナ”
小鹿田焼 ランプシェード
素焼き“小鹿田土”
小鹿田焼 ランプシェード
素焼き“ボウル”
唐臼スタンドライト karausu
小鹿田焼の唐臼をモチーフにしたスタンドライト
唐臼スタンドライト karausu
小鹿田焼の唐臼をモチーフにしたスタンドライト
ステンレスと古材の看板
小鹿田土壁掛け ”唐臼小屋”
小鹿田焼の廃土を再利用した壁掛け作品
小鹿田焼の唐臼小屋の川原をモチーフにしています
壁に掛けたり、台座に置いて飾ったりできる土壁です。焼成する前の生土なので陶器とは違い、呼吸や調湿をするので、身体にやさしく深い睡眠が取れる効果があったりします。生活の中に小鹿田の生土を身近に取り入れてみるのはいかがでしょうか?
肩肘椅子 
ウォールナットとチェリーの2種類
背もたれ部分にエラノイワの”エ”のデザインを施したオリジナルプロダクトの椅子。
肩肘なので食事や文筆の動作のじゃまにならず、ゆっくり寛ぐことができる。
日田の日東木工で制作。
小鹿田土天板のステンレステーブル
小鹿田焼の廃土を再利用
天板に小鹿田土を使用して伝統的左官仕上げを施したテーブル。天板には植物由来の自然オイルで保護している。
ステンレス製フレームでシャープな印象。
日田杉 OPEN看板
モルタルキャビネット
小鹿田土壁掛け
”モミ入り小ヒビ仕上げ”
小鹿田焼で使用する原土とモミ、川砂を配合した小鹿田土壁。
壁に掛けたり、台座に置いて飾ったりできる土壁です。焼成する前の生土なので陶器とは違い、呼吸や調湿をするので、身体にやさしく深い睡眠が取れる効果があったりします。生活の中に小鹿田の生土を身近に取り入れてみるのはいかがでしょうか?
小鹿田土壁掛け
”ランダム ひび仕上げ”
小鹿田焼で使用する原土でヒビをランダムにつくった小鹿田土壁。
下地や配合を調整することにより、意識的に中央部に大きなひび割れ、周囲にいくにつれて小さなひび割れにした意匠壁。
ブラックチェリーの木枠。
壁に掛けたり、台座に置いて飾ったりできる土壁です。焼成する前の生土なので陶器とは違い、呼吸や調湿をするので、身体にやさしく深い睡眠が取れる効果があったりします。生活の中に小鹿田の生土を身近に取り入れてみるのはいかがでしょうか?

ACCESS

歴史が深い大分県日田市⾖⽥町の⼊⼝、花月川のほとり。

cafe&bar bajio(バヒーオ)をエラノイワの事務所としています。建築やリノベーション、家具制作等のご相談や打ち合わせはこちらで行っています。店内にはプロダクト品の展示も行なっています。メールかお電話でお気軽にお問い合わせください。

⼤分県⽇⽥市⾖⽥町14-7

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